2017年1月31日火曜日

はじめての歌舞伎鑑賞ガイド


先日、はじめて、歌舞伎を観てきました。なんとなく敷居が高く敬遠しがちになる歌舞伎観賞のガイドになればと思い、記載します。

チケットはネットで事前に購入し、劇場にて発行。場所は築地市場駅近くの新橋演舞場。

こちらは、3階席の一番前の席からの眺め。チケット代は、6500円。3階席の両サイドには、3000円の席が少しあります。
こちらは、2階席からの眺め。観客は、年配の女性が中心でしたが、なぜか学生服を来た学生の団体が来ていました。おそらく1万円の席。
こちらは、1階席からの眺め。左側にある花道もよく見えます。おそらく1万8000円の席。
これが花道。















2017年1月26日木曜日

キーボードの大掃除

2年以上前から愛用しているREAL FORCEという東プレのキーボードが最近、目に見えて汚れてきたので、解体して掃除しました。こんなふうに、解体して掃除したのは、はじめてだったので、シェアします。

  • Before
キーをはずす前に、キーの配置を写真で記録しておくのを忘れないように!

キーボードを取りはずすために、FILCO KeyPullerという工具を購入しました。



このKeyPullerをキーの両側の隙間から挿入し、キーの(対角線上)両側にかけて、キーボード全体を押さえながら、真上に引き抜きます。

すべてのキーを取り外したら、なくさないように洗濯ネットに入れました。
台所用洗剤で洗っていきます。

キーボードの内部は、ほこりやゴミでいっぱい。

これを綿棒やティッシュで拭き取ります。
洗剤で洗ったキーを(ドライヤーなどを用いて)乾燥させた後、手で取り付けます。ご覧のとおり、新品のようにきれいになりました。

イチロー選手も試合の後、バットやグローブを丁寧にメンテナンスするそうです。
キーボードは、翻訳者に限らず、すべてのデスクワーカーにとって商売道具。定期的にメンテナンスしたいですね。

この記事を読んでキーボードを掃除してみたくなったら、クリックお願いしますね。

2017年1月13日金曜日

Pocket WiFiと好きなカフェ

昨年末に、はじめてPocket WiFiを契約し、一ヶ月ほど使用しています。フリーランスになってから、何度かPocket WiFiを契約しようと迷っていましたが、『通信制限なし!月額2,980円!契約期間縛り無し!』という謳い文句でネットで人気となっていたFUJI WIFIというマイナーなプロバイダーを契約しました(あまりに人気のためか、サービス受付を一旦停止しているようですが)。
 私は、約1年前からSIMフリースマホと格安SIMを使用しており、月3GBの制限があるため、携帯のデザリングはほとんど使用していなかったので、どこでもネット環境につながるのは、本当にいいですね。
以前は、無料Wifiを求めてスタバに行くことがほとんどでしたが、自由に好きなカフェに行けるのがいい。

今のところ、「コメダ珈琲」が一番すきですね。
仮に「スタバ」「ドトール」「タリーズ」「コメダ珈琲」が隣り合わせにあれば、迷わず、「コメダ珈琲」に行きます。

まず、飲み物を注文するのにレジに並ぶ必要がないのがいい。

あと、昭和の喫茶店に置いてあったような赤色のソファも、
回転率を挙げようとしていないような雰囲気も、
サクサクふんわりのシロノワールも、好きですね。

そんなコメダ珈琲で、ゆる~い投稿を書いてみました。



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2017年1月12日木曜日

特許翻訳者の読書術

メインで翻訳の仕事をするようになってから、読書に費やす時間が激減し、冊数も、以前と比べると半分から3分の1以下に落ちてしまいました。

以前は、いわゆる多読乱読のスタイルでしたが、まだまだ翻訳の案件ごとに学ばなければならないことが多いので、そちらの方の読書ばかりで、なかなか翻訳と関係のない本を読んでいる余裕がありません。

そうは言っても、なんとか効率的に読書をする方法はないかと思案し、最近、新しい読書の方法を実践してます。

1.気になるテーマに関連する書籍のうち、翻訳本を入手する。

 なぜ翻訳本を選ぶか?と言えば、翻訳本が出てるというだけで、圧倒的に質が高いからです。つまり、翻訳本が出るということは、原書がある程度ヒットしていて、出版社が、それを翻訳という手間のかかる作業をする価値があると判断しているからです。これは、映画にも言えることですが、翻訳された作品が出るということは、すでに予選を突破した厳選された価値のある作品と言えると思います。

例えば、最近読んだ本はこちら。すこし古いですが、車いすのホーキング博士が宇宙について語った本。わくわくするほど面白かったですね。

  • ホーキング、宇宙のすべてを語る



2.原書も入手する。


  • A Briefer History of Time: The Science Classic Made More Accessible Kindle版

3.最初の数章は、翻訳本と原書を平行して読み、単語や背景が頭に入ったら、原書だけを最後まで読み通す。
翻訳本を補助的に利用することで単語を引いたりする手間は省けます。また、翻訳の勉強にもなると思います。

さらに、この方法で同じ本を繰り返し読むことで理解が深まります。少し前に「7回読み」勉強法が話題になりましたが、さすがに7回読むのは飽きてしまうという方も、この方法なら、繰り返し読めると思います。

最後に読んだ本の内容を整理してブログやSNSでシェアするようにすれば、いつの間にか「7回読み」も達成できているはずです。

  • 東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法

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2017年1月8日日曜日

仕事が好調なときに思うこと

新しいクライアントが増えたこともあり、ここ数ヶ月の間、ほぼ休みなく働く日々をおくっています。残業時間を把握しているわけではありませんが、おそらく昨年話題にのぼった某広告代理店より働いているかもしれません(もちろん、残業代はありませんので、見方によれば、かなりブラックな働き方)。このようなタイトなスケジュールをこなすためには、体調管理も大切なので、ジムにも継続して通っています。

以前に書いた「気づき⇒改善」という記事の中で、「フリーランスの翻訳者は、客観的に評価を得ることが難しい」と記載しましたが、新たなクライアント(翻訳会社)は、とても丁寧なフィードバックをくれる会社です。そして、最近、最初にした仕事のフィードバックをいただき、修正箇所もたくさんありましたが、全体としてはEXCELLENTという評価をいただきました。
去年の今頃、「反復練習のすすめ」という記事を書いて、「コツコツ努力して自信を育てる」ことを目標にしていたので、そのような1年をおくることができたのではないかと思っています。


仕事が好調なときですが、最近「ロバート・ウォールディンガー: 人生を幸せにするのは何?」というTED動画を拝見し、今年はよい人間関係をつくることを目標にしたいと思いました。
このスピーチの中で、よい人間関係は、我々の身体だけでなく、脳にもよい影響を与えると述べられています。しかし、人は、手っ取り早く手に入るものが好きで、複雑に込み入った人間関係を継続して築くことを敬遠しがちになるそうです。

ここでいう、「手っ取り早く手に入るもの」には、物質的なモノやお金などが含まれると思いますが、「よい人間関係を築くこと」に比べれば、「仕事」や「名声」さえも含まれてしまうかもしれません。

仕事が忙しいときこそ、大切なことを見失わないように。


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2016年12月4日日曜日

[おすすめ]税金について学べる本



今年もあとわずか1ヶ月となりましたね。フリーランスは、年が明けたら、確定申告の準備を進めなければいけません。今年は、クラウド会計ソフトfreeeを使用して、随時会計処理を行ってきたので、昨年よりは苦労なく、確定申告ができるだろうと思っています。




それと並行して、税金の知識を学んでいます。以下に、とても分かりやすい税金の本を紹介しておきます。
  • 「超」納税法 (新潮文庫) 野口悠紀雄
野口悠紀雄さんがベストセラー作家になったあと、印税収入が増大し納税について税務署との見解の相違が生じた様子が書かれています。この本は、サラリーマンの自立を促しており、フリーランスの方だけでなく、「サラリーマン法人」と目指す方にもおすすめです。




  • 「超」税金学 野口悠紀雄


  • フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
複雑で多岐にわたる税制について、フリーランスの方が知っておきべき重要な部分を解説してくれる良書。





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2016年11月19日土曜日

[書評] How to Teach Quantum Physics to Your Dog


本書は、物理学の教授であるチャドが犬に量子物理学を教える本。好奇心が掻き立てられる内容で、翻訳書と合わせて読むと、とても勉強になりますね。

日本でも入門書として「犬でもわかる」「猿でもわかる」シリーズはよくありますが、難しい内容をわかりやすく伝えていることを意図し、読者の心理的障壁を取り除いているだけだと思います(あまりこうした本は読んだことないので正確には分かりませんが)。でも、本書では、実際に(英語が理解できる)犬と対話しながら、簡潔な英語でわかりやすく量子物理学を説明していく(当然、犬が理解できるわけはありませんが)。

元Google日本法人社長の村上憲朗さんは、教養として「量子力学」を学ぶことをライフワークにしているそうです。量子力学は、従来の常識とはかけ離れた世界で、究極的には哲学的問題に突き当たる。量子力学には、「一生を棒にふってもいいと思える」ほどの面白さがあるそうです。

ところで、"How to Teach Quantum Physics to Your Dog"という英語タイトル、「犬でもわかる~」とせずに、あくまでも「~犬への教え方」としているのは、訴訟社会アメリカならではなのでしょうか?電子レンジで猫をチンした事件で敗訴したメーカーが、多額の賠償金を支払った後、取扱説明書に「動物等を乾かす目的で使用しないでください」とあるのは有名な話ですが・・・。

  • 目次 

はじめに 犬に物理の話をするのはなぜ? 量子物理学のすすめ
1章 どっちへ行く? 両方へ行く 波動と粒子の二重性
2章 骨はどこ? ハイゼンベルクの不確定性原理
3章 シュレーディンガーの犬 コペンハーゲン解釈
4章 たくさんの世界、たくさんのおやつ 多世界解釈
5章 まだ着かないの? 量子ゼノン効果
6章 穴掘り無用 量子トンネル効果
7章 気味の悪い遠吠え 量子もつれ
8章 ウサギを転送してくれたまえ! 量子テレポーテーション
9章 チーズでできたウサギ 仮想粒子と量子電磁力学
10章 悪のリスにご用心 量子物理学の乱用
  •  How to Teach Quantum Physics to Your Dog




  • 犬でもわかる現代物理



  • 量子力学が語る世界像(村上憲朗さんがおすすめしていた入門書)



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