2017年1月13日金曜日

Pocket WiFiと好きなカフェ

昨年末に、はじめてPocket WiFiを契約し、一ヶ月ほど使用しています。フリーランスになってから、何度かPocket WiFiを契約しようと迷っていましたが、『通信制限なし!月額2,980円!契約期間縛り無し!』という謳い文句でネットで人気となっていたFUJI WIFIというマイナーなプロバイダーを契約しました(あまりに人気のためか、サービス受付を一旦停止しているようですが)。
 私は、約1年前からSIMフリースマホと格安SIMを使用しており、月3GBの制限があるため、携帯のデザリングはほとんど使用していなかったので、どこでもネット環境につながるのは、本当にいいですね。
以前は、無料Wifiを求めてスタバに行くことがほとんどでしたが、自由に好きなカフェに行けるのがいい。

今のところ、「コメダ珈琲」が一番すきですね。
仮に「スタバ」「ドトール」「タリーズ」「コメダ珈琲」が隣り合わせにあれば、迷わず、「コメダ珈琲」に行きます。

まず、飲み物を注文するのにレジに並ぶ必要がないのがいい。

あと、昭和の喫茶店に置いてあったような赤色のソファも、
回転率を挙げようとしていないような雰囲気も、
サクサクふんわりのシロノワールも、好きですね。

そんなコメダ珈琲で、ゆる~い投稿を書いてみました。



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2017年1月12日木曜日

特許翻訳者の読書術

メインで翻訳の仕事をするようになってから、読書に費やす時間が激減し、冊数も、以前と比べると半分から3分の1以下に落ちてしまいました。

以前は、いわゆる多読乱読のスタイルでしたが、まだまだ翻訳の案件ごとに学ばなければならないことが多いので、そちらの方の読書ばかりで、なかなか翻訳と関係のない本を読んでいる余裕がありません。

そうは言っても、なんとか効率的に読書をする方法はないかと思案し、最近、新しい読書の方法を実践してます。

1.気になるテーマに関連する書籍のうち、翻訳本を入手する。

 なぜ翻訳本を選ぶか?と言えば、翻訳本が出てるというだけで、圧倒的に質が高いからです。つまり、翻訳本が出るということは、原書がある程度ヒットしていて、出版社が、それを翻訳という手間のかかる作業をする価値があると判断しているからです。これは、映画にも言えることですが、翻訳された作品が出るということは、すでに予選を突破した厳選された価値のある作品と言えると思います。

例えば、最近読んだ本はこちら。すこし古いですが、車いすのホーキング博士が宇宙について語った本。わくわくするほど面白かったですね。

  • ホーキング、宇宙のすべてを語る



2.原書も入手する。


  • A Briefer History of Time: The Science Classic Made More Accessible Kindle版

3.最初の数章は、翻訳本と原書を平行して読み、単語や背景が頭に入ったら、原書だけを最後まで読み通す。
翻訳本を補助的に利用することで単語を引いたりする手間は省けます。また、翻訳の勉強にもなると思います。

さらに、この方法で同じ本を繰り返し読むことで理解が深まります。少し前に「7回読み」勉強法が話題になりましたが、さすがに7回読むのは飽きてしまうという方も、この方法なら、繰り返し読めると思います。

最後に読んだ本の内容を整理してブログやSNSでシェアするようにすれば、いつの間にか「7回読み」も達成できているはずです。

  • 東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法

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2017年1月8日日曜日

仕事が好調なときに思うこと

新しいクライアントが増えたこともあり、ここ数ヶ月の間、ほぼ休みなく働く日々をおくっています。残業時間を把握しているわけではありませんが、おそらく昨年話題にのぼった某広告代理店より働いているかもしれません(もちろん、残業代はありませんので、見方によれば、かなりブラックな働き方)。このようなタイトなスケジュールをこなすためには、体調管理も大切なので、ジムにも継続して通っています。

以前に書いた「気づき⇒改善」という記事の中で、「フリーランスの翻訳者は、客観的に評価を得ることが難しい」と記載しましたが、新たなクライアント(翻訳会社)は、とても丁寧なフィードバックをくれる会社です。そして、最近、最初にした仕事のフィードバックをいただき、修正箇所もたくさんありましたが、全体としてはEXCELLENTという評価をいただきました。
去年の今頃、「反復練習のすすめ」という記事を書いて、「コツコツ努力して自信を育てる」ことを目標にしていたので、そのような1年をおくることができたのではないかと思っています。


仕事が好調なときですが、最近「ロバート・ウォールディンガー: 人生を幸せにするのは何?」というTED動画を拝見し、今年はよい人間関係をつくることを目標にしたいと思いました。
このスピーチの中で、よい人間関係は、我々の身体だけでなく、脳にもよい影響を与えると述べられています。しかし、人は、手っ取り早く手に入るものが好きで、複雑に込み入った人間関係を継続して築くことを敬遠しがちになるそうです。

ここでいう、「手っ取り早く手に入るもの」には、物質的なモノやお金などが含まれると思いますが、「よい人間関係を築くこと」に比べれば、「仕事」や「名声」さえも含まれてしまうかもしれません。

仕事が忙しいときこそ、大切なことを見失わないように。


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2016年12月4日日曜日

[おすすめ]税金について学べる本



今年もあとわずか1ヶ月となりましたね。フリーランスは、年が明けたら、確定申告の準備を進めなければいけません。今年は、クラウド会計ソフトfreeeを使用して、随時会計処理を行ってきたので、昨年よりは苦労なく、確定申告ができるだろうと思っています。




それと並行して、税金の知識を学んでいます。以下に、とても分かりやすい税金の本を紹介しておきます。
  • 「超」納税法 (新潮文庫) 野口悠紀雄
野口悠紀雄さんがベストセラー作家になったあと、印税収入が増大し納税について税務署との見解の相違が生じた様子が書かれています。この本は、サラリーマンの自立を促しており、フリーランスの方だけでなく、「サラリーマン法人」と目指す方にもおすすめです。




  • 「超」税金学 野口悠紀雄


  • フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
複雑で多岐にわたる税制について、フリーランスの方が知っておきべき重要な部分を解説してくれる良書。





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2016年11月19日土曜日

[書評] How to Teach Quantum Physics to Your Dog


本書は、物理学の教授であるチャドが犬に量子物理学を教える本。好奇心が掻き立てられる内容で、翻訳書と合わせて読むと、とても勉強になりますね。

日本でも入門書として「犬でもわかる」「猿でもわかる」シリーズはよくありますが、難しい内容をわかりやすく伝えていることを意図し、読者の心理的障壁を取り除いているだけだと思います(あまりこうした本は読んだことないので正確には分かりませんが)。でも、本書では、実際に(英語が理解できる)犬と対話しながら、簡潔な英語でわかりやすく量子物理学を説明していく(当然、犬が理解できるわけはありませんが)。

元Google日本法人社長の村上憲朗さんは、教養として「量子力学」を学ぶことをライフワークにしているそうです。量子力学は、従来の常識とはかけ離れた世界で、究極的には哲学的問題に突き当たる。量子力学には、「一生を棒にふってもいいと思える」ほどの面白さがあるそうです。

ところで、"How to Teach Quantum Physics to Your Dog"という英語タイトル、「犬でもわかる~」とせずに、あくまでも「~犬への教え方」としているのは、訴訟社会アメリカならではなのでしょうか?電子レンジで猫をチンした事件で敗訴したメーカーが、多額の賠償金を支払った後、取扱説明書に「動物等を乾かす目的で使用しないでください」とあるのは有名な話ですが・・・。

  • 目次 

はじめに 犬に物理の話をするのはなぜ? 量子物理学のすすめ
1章 どっちへ行く? 両方へ行く 波動と粒子の二重性
2章 骨はどこ? ハイゼンベルクの不確定性原理
3章 シュレーディンガーの犬 コペンハーゲン解釈
4章 たくさんの世界、たくさんのおやつ 多世界解釈
5章 まだ着かないの? 量子ゼノン効果
6章 穴掘り無用 量子トンネル効果
7章 気味の悪い遠吠え 量子もつれ
8章 ウサギを転送してくれたまえ! 量子テレポーテーション
9章 チーズでできたウサギ 仮想粒子と量子電磁力学
10章 悪のリスにご用心 量子物理学の乱用
  •  How to Teach Quantum Physics to Your Dog




  • 犬でもわかる現代物理



  • 量子力学が語る世界像(村上憲朗さんがおすすめしていた入門書)



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2016年11月13日日曜日

[講演] 難民問題について考える

本日、JAR(Japan Association for Refugees:難民支援協会)が主催する「ちきりんと考えよう 日本が毎年1万人の難民を受け入れるには?」というセミナーに参加しました。

あまり馴染みのない問題でしたが、今後10年のうちに、日本が本格的に取り組まなければならない課題であることを認識しました。

2015年における先進国の難民受け入れ状況は、ドイツ約13.8万人、アメリカ約2.3万人、フランス約2.1万人に対して、日本はたったの27人、その認定率は、わずか0.6%しかありません。申請には多大な労力を必要とし、難民申請用の書類はダンボール1箱分ほどの量にのぼり、しかも日本語に翻訳して法務局に提出する必要があるそうです。

難民の受け入れについては、犯罪の増加や治安の悪化、住民との共存などにおいて不安な側面もありますが、上述した先進国との比較においても、今後は目を背けていられない問題と実感しました。

以前、発展途上国を旅していたころ、自分はたまたま日本に生まれただけで、裕福に旅ができることに感謝する一方でひょっとしたら自分も貧しい国に生まれ、同じように物乞いをしていたかもしれないな、と想像したことが幾度もありました。人は生まれる場所を選べないのです。難民の人たちも好き好んでそのような状況に陥ったわけではないのです。

このセミナーでは、「資金、仕事、コミュニティ」の3つの観点から、1万人を受け入れる環境をどのように整えていけばよいのかについて議論しました。さすがに150人も集まると、斬新なアイディアが出てきますね。それから、ちきりんさん、JARの広報の方のファシリテーションは素晴らしかった~。

詳しくは、ちきりんさんのブログへ。

少子高齢化社会が進む中、移民問題も含め、外国人労働者を受け入れる環境を整備していくことが今後ますます重要になってます。

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2016年11月8日火曜日

[書評] 感動する科学体験100~世界の不思議を楽しもう~

本書は、英国New Science社が科学関係者から人生で一度はやってみたい科学体験を100個集めた翻訳本。原書は"100 Things to Do Before You Die"というタイトルでベストセラーになり、New Science社から翻訳権を得た翻訳者が、日本向けにアレンジして出版したそうです。

『さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP』というテレビ番組で、普通の人たちが秘かに抱いている、具体的でユニークな夢を知るのも楽しいですが、本書にでてくる科学者たちの夢もとても興味をそそられました。その中で、自分もやってみたいと思ったものをピックアップしておきます。


  • ロケットの打ち上げを見る(種子島宇宙センター、内之浦宇宙空間観測所)

  • 『客家円楼(中国広州)』を訪問する

  • 土星の輪を見る

  • 水中ホタルの湾で泳ぐ(プエルトリコ、ヴィエケス島)
  • 世界最大の魚(ジンベエザメ)と泳ぐ

  • 粒子検知システムを訪問する(スイス、ジュネーブのCERN研究所
  • 祖先を訪れる(人類のはじまった場所タンザニア オルドヴァイ渓谷)

  • 古代美術に感動する(フランス、マス・ダジールの洞窟)

  • ホタルの木を見に行く(インドネシアのスマトラ島、パプアニューギニアの島々)



感動する科学体験100 ~世界の不思議を楽しもう~ (知りたい!サイエンス)


100 Things to Do Before You Die (Plus a Few to Do Afterwards)



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