2016年1月13日水曜日

クラウド会計ソフトfreee

クラウド会計ソフトfreeeを使用して、確定申告の準備を開始しています。去年、初めての確定申告の際に、無料版を1ヶ月使用して確定申告を済ませ、その後、個人事業主プラン(980円/月)に加入しました。会計の初歩的な質問や会計ソフトの使用方法など、チャットでリアルタイムで質問できるので、とても役に立っています。会計士に頼むと、この値段の約10倍かかるみたいなので、個人事業主にとっては、有り難いです。
しかし、年初になって、このチャットでの応答が遅くなっているように感じます。おそらく、確定申告の準備の方が大勢質問してくるので、スタッフも大忙しで対応しているのだと想像します。もっと早く準備しておくべきですね。





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2016年1月11日月曜日

[書評] 仮想通貨革命 野口悠紀雄



<目次>
第1章 通貨革命が始まった
第2章 きわめて斬新なビットコインの仕組み
第3章 ビットコインに続くもの
第4章 現代の通貨はどこに問題があるか
第5章 通貨革命は社会をどう変えるか
補論 公開鍵暗号と電子署名

■はじめに
 本書によれば、ビットコインに代表される仮想通貨が、PC、インターネットに次ぐIT革命による第三の波だという。ビットコインが話題になっていることは知っていたが、それほど重要なことだとは思わなかった。ビットコインは、日本ではまだほとんど取引されていないようだが、現在の通貨より優れているので、いつかは今のお金を駆逐するらしい。もちろんビットコインの普及により不利益を受ける人達(政府、銀行)が反発するだろうが、この流れは止められない。あと何年で今のお金に置き換わるのか楽しみだ。

■ビットコインの仕組み
①電子署名を用いてビットコインを送信すること
②取引をP2Pネットワークで維持するブロックチェーンに記録すること
③ブロックチェーン改ざん防止のため、プルーフオブワークの計算を課すこと

ビットコインの仕組みの基礎になった「ナカモト論文」によれば、1つの電子コインは、連続するデジタル署名のチェーンと定義される。つまり、ビットコインは署名を用いて受け渡しをしている。この際、なりすまし、改ざん、否認を防止するため、以下の三点を確認しなければならない。
①送金した者が、確実に署名者であること(他の者でないこと)
②通信途中で金額などが(傍受者などによって)書き換えられていないこと
③送付者は、送付の事実を後になって否認できないこと

「電子署名」、すなわち公開鍵暗号とハッシュ関数を用いた技術で解決している。

■ビットコインと電子マネーの違い
ビットコインと電子マネーとでは、維持運営する仕組みはまったく異なる。
電子マネーとしては、支払いに先立って入金し(「プリペイド型」)、その残額等の情報が記録されているICカードが主流である。

さらに電子マネーには、以下の2つのタイプがある。
  • クローズドループ型:電子マネーが利用されるたびに、発行者に戻すことで、二重使用を防止するタイプ。 例)
  • オープンループ型:利用された電子マネーが発行者を経由せずに転々流通できるタイプ。運営コストが高い。例)Edy
電子マネーの問題点は以下のとおり。
  1. 運営コストが高い。
    • クレジットカードと同様に、電子マネーでも手数料(カード利用額の2〜5%)を店舗側がカード発行会社に対して負担しなければならない。
  2. カード発行会社にとって手数料が安く、採算が合わない。
一方、ビットコインの利点は以下のとおり。
  1. P2Pネットワークによるブロックチェーンの維持と、プルーフオブワークの計算を課すことにより、二重使用を防止しており、運営コストが非常に低い。
  2. ビットコインは、通常の現金と同じように、転々流通することができる。
  3. 電子マネーでは、カードの盗難、紛失等のリスクがあるので、入金額に限度があるが、ビットコインでは、そうしたリスクはなく巨額な送金が可能になる。
  4. 電子マネーは特定の通貨に関連しており、国際送金には使用できない。これに対して、ビットコインは非常に低い送金コストで国際送金が可能になる。

■感想
本書は、ビットコインの技術的内容も非常に丁寧に説明している。その仕組みは非常に難解だが、インターネットと同様に、世の中を変えるインパクトがあるので、本書を何度も読んで理解したいと思う。
ビットコインは、政府や銀行が発行する現在の通貨と異なり、とてもリベラルなものと感じた。ビットコインが普及すれば、国境を越えて個人間で仕事を請け負うことができるようになるであろう。従来では送金コストが高くて成り立たなかったような小さなビジネスが国境を越えて成立することになりそうだ。発展途上国の優秀な個人が恩恵を受けそうだ。つまりグローバルでは、ますます貧富の格差が縮小される方向に移行していくだろう。


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2016年1月10日日曜日

反復練習のすすめ

「自信はすべての能力に勝る」 人生がうまくいかない時に読んでほしい、自信を育てる3つのコツ 

正月にこの記事を読んで、英作文の反復練習を始めました。
Evernoteに、ネイティブが書いた英文を書き写しています。

10000万時間の法則で提唱されているように、どんな道でも一流になるには、繰り返しの訓練が必要になります。

今年は、英語を書くことを習慣にしたいですね。

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2016年1月3日日曜日

仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する


翻訳の期限に比較的余裕がある案件をときどき依頼されることがあります。こうした場合、比較的に早めに作業を終わらせたいので、できるだけ早めに取り掛かります。しかし、ある程度完成が見えてきたあとで、非常に厳密なチェックに取り組んでしまい、結果的に提出は、期限ギリギリとなる場合があります。

これは、まさしく、パーキンソンの法則の第1法則

『仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する』

に該当します。

つまり、チェック時に、他の文献をいろいろ調べたり、もっといい言い回しがないか検討したりして、ひたすら完成度を高めてしまいます。

こうした作業は、自己研磨のために必要ですが、ある程度のところで見切りをつける必要があります。

このパーキンソンの法則の第1法則の対処法としては、
やるべきことのリストをつけて、優先順位の高いものだけにフォーカスする
ことがありますが、

いざ、翻訳業務になるとなかなかこれが難しい。

私は、企業の知財部を経験しているので、特許出願や特許権における優先順位は比較的理解できていますが、
特許翻訳の出来不出来の評価は、その優先順位と違うように思うからです。

今年は、この問題をクリアにして、効率的に作業を進めていきたいですね。

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2015年12月28日月曜日

特許翻訳用のCD-ROM辞書


私が所有する翻訳用の辞書(CD-ROM版)は、以下の3つです。


1.マグローヒル科学技術用語大辞典 CD-ROM版


マグローヒル科学技術用語大辞典は、知財関連の判例を読んでいて用語の議論があるときに、よく使用される権威のある辞書だと思います。かなり専門的な用語の訳語もあるので、結構利用頻度は高いです。


2.ビジネス技術実用英語大辞典V5 英和編&和英編 CD-ROM版


この辞書も、非常によく使用します。Weblioも、よく利用しますが、それでも迷った時は、この辞書も併せて検討する感じです。


3.英辞郎



例文が多いので少し前はかなり使用していました。ただし、訳語の信頼性にやや疑問があり、最近は、あまり使用しなくなりました。


この3つの辞書をパソコンにインストールしておけば、オフライン状態でもなんとか翻訳作業ができると思います。

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2015年12月25日金曜日

Tradosでよく使用するショートカット

Tradosを使用し始めて約半年が経過しました。Tradosを使用する前は、秀丸等を用いて上書き翻訳を行っていたので、正直に言えば、Tradosにより翻訳の作業効率は低下していました。というのも、上書き翻訳と違って、Tradosだと基本的にすべての用語をうちこまないといけないからです。しかし、最近Tradosの講習を受講し、少しだけ効率化ができる方法をマスターしたので、紹介します。


  • 訳語が登録された用語を読みだす際のショートカットキー Ctrl+Shift+l(エル)キー


原文内で、あらかじめ登録された用語は、認識されています(赤線)。
訳文内でCtrl+Shift+l(エル)キーを押すと、この登録された訳語を入力することができます。


  • 固定要素を入力する際のショートカットキー Ctrl+,(カンマ)キー


原文内に訳す必要がない要素(固定要素)には、赤線が引かれています。固定要素としては、数字、日付、時刻、ハイパーリンクなどがあります。訳文内でCtrl+,(カンマ)キーを押すと、この固定要素を読みだし、入力することができます。





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2015年12月14日月曜日

筋トレの日々③停滞期を脱する方法


筋トレを開始してから最初の3ヶ月を過ぎると、トレーニングをしても身体が変化しない停滞期が来ます。脳が外部環境の変化や刺激に慣れてきたことが原因であると思われます。より重い重量に挑戦するか、別の刺激を与えることが必要になります。例えば、ベンチプレスだけでなく、ダンベルフライやチェストプレスを取り入れています。

また、定期的にトレーナーにフォームをチェックしてもらうのも良いと思います。私の場合は、ベンチプレスの際、主に肩や腕の力を使ってしまっていたようです。肩甲骨を引き寄せた状態で、ベンチプレスをすることで、大胸筋の収縮運動が大きくなり、より胸に負荷をかけることができるようになりました。

ドリンクについても、以下のミキサーを購入し、いろいろ試しています。



  • プロテイン1カップ
  • バナナ1本
  • 牛乳150ml
  • 水150ml
  • ヨーグルト大さじ一杯


このミキサーは、カップ部分を取り外して、ミキシングしたドリンクを、別のコップに移すことなく、そのまま飲めるので1人用としては非常に便利です。





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