2016年2月7日日曜日

ヨガについて語るときに僕の語ること


スポーツジムとは別に、月に1〜2回、ヨガスタジオに通っています。
ヨガ歴は、途中に空白期間もありますが、10年以上になります。

ヨガは、文章を書くのに必要な集中力を高めるとともに、デスクワークのストレスを軽減するのに役立ちます。翻訳の作業は、母国語でただ文章を書く以上に、非常に細かい注意力を必要とするので、更に有効だと思います。

 また、年齢を重ねるごとに頭が固くなりがちですが、ヨガは思考の柔軟性を維持向上させるように思います。今まで出会った10人以上のヨガのインストラクターを思い出すと、皆、穏やかで柔和な性格の方でしたね。「健全な精神は健全な肉体に宿る」というように、身体の柔軟性が精神の柔軟性に影響を与えるように思います。

それから、以前書いた書評『現代語訳 般若心経』に記載したように、
ヨガの最中、普段何気なくおこなっている、呼吸や身体の動きに意識を集中することで、自然や地球と一体感を得るような感覚(『共時性』)をときどき覚えます。昔、インドを訪れた際、ガンジス川のほとりのゲストハウスの屋上で、朝、ガンジス川を見下ろしながらヨガをしたことがありますが、大げさに言えば、日本にいてもヨガをしている際、時空を越えて、ときどきその光景が脳裏を浮かび、幸福感を感じることができます。

以上、ヨガをすすめる理由です。

タイトルは、最初「ヨガのすすめ」くらいにしようと思いましたが、あまりにも芸がないので、村上春樹さんの書籍タイトル「走ることについて語るときに僕の語ること」を真似しました。このタイトルもレイモンド・カーヴァーの『愛について語るときに我々の語ること』に由来するみたいですね。

本当は、村上春樹さんみたいにジョギングができたらいいんですが、自分には向かなかったですね。








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