2014年11月11日火曜日
特許翻訳におけるきわめて単純な形式的注意事項
フリーランスとして、翻訳文をクライアントに納品する際、「形式的ミス」があると、次の依頼が来ないことがあるようです。クライアントは、非常に忙しい、外国出願の弁理士であるので、こうした形式的ミスを彼らに直させるのは、確かに問題です。当たり前のことを確実にできる翻訳者が好まれるようです。
1.英和の場合
Wordの自動字下げは、使用してはいけない。
Tabキーも使用してはいけない。
段落改行のあとは字下げは全角1字。
特殊文字の半角は絶対に使用しないこと(電子出願時エラーとなってしまうため)。
インデントやハンギングインデントは、使用してはいけない。
明朝10.5ポイント、一行40文字、1ページ50行(現行の電子出願の形式)
2.和英の場合
全角文字、全角スペースは使用してはいけない(全角のα、β、℃は使用してはいけない)。
冒頭には、Tabキーを使用して5文字分のスペースを入れること(半角スペースで5文字分入れてはいけない)。
Times New Roman12ポイントで両端揃えで使用すること。
行間は、明細書では1.5、レターでは1とすること。
文章の終わりは、半角2字分空けること。
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