翻訳の期限に比較的余裕がある案件をときどき依頼されることがあります。こうした場合、比較的に早めに作業を終わらせたいので、できるだけ早めに取り掛かります。しかし、ある程度完成が見えてきたあとで、非常に厳密なチェックに取り組んでしまい、結果的に提出は、期限ギリギリとなる場合があります。
これは、まさしく、パーキンソンの法則の第1法則
『仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する』
に該当します。
つまり、チェック時に、他の文献をいろいろ調べたり、もっといい言い回しがないか検討したりして、ひたすら完成度を高めてしまいます。
こうした作業は、自己研磨のために必要ですが、ある程度のところで見切りをつける必要があります。
このパーキンソンの法則の第1法則の対処法としては、
やるべきことのリストをつけて、優先順位の高いものだけにフォーカスする
ことがありますが、
いざ、翻訳業務になるとなかなかこれが難しい。
私は、企業の知財部を経験しているので、特許出願や特許権における優先順位は比較的理解できていますが、
特許翻訳の出来不出来の評価は、その優先順位と違うように思うからです。
今年は、この問題をクリアにして、効率的に作業を進めていきたいですね。
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