2015年12月14日月曜日

筋トレの日々③停滞期を脱する方法


筋トレを開始してから最初の3ヶ月を過ぎると、トレーニングをしても身体が変化しない停滞期が来ます。脳が外部環境の変化や刺激に慣れてきたことが原因であると思われます。より重い重量に挑戦するか、別の刺激を与えることが必要になります。例えば、ベンチプレスだけでなく、ダンベルフライやチェストプレスを取り入れています。

また、定期的にトレーナーにフォームをチェックしてもらうのも良いと思います。私の場合は、ベンチプレスの際、主に肩や腕の力を使ってしまっていたようです。肩甲骨を引き寄せた状態で、ベンチプレスをすることで、大胸筋の収縮運動が大きくなり、より胸に負荷をかけることができるようになりました。

ドリンクについても、以下のミキサーを購入し、いろいろ試しています。



  • プロテイン1カップ
  • バナナ1本
  • 牛乳150ml
  • 水150ml
  • ヨーグルト大さじ一杯


このミキサーは、カップ部分を取り外して、ミキシングしたドリンクを、別のコップに移すことなく、そのまま飲めるので1人用としては非常に便利です。





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2015年12月10日木曜日

[講演]グレートジャーニー 関野吉晴

先日、関野吉晴さんの講演会に参加しました。
彼は、人類の足跡である南アメリカ・チリナバリーノ島からタンザニアまで(北ルート)のおよそ5万キロを逆ルートから遡って行く旅を8年かけて行った冒険家兼医師です。この旅の様子は、フジテレビ系のドキュメンタリー番組で放映され、DVD化もされています。
私は当時から彼のファンで、このドキュメンタリーのDVDもすべて持っています。




この講演会で初めて生で彼を拝見しましたが、グレートジャーニーの旅をしていたときから、20年近く過ぎてさすがにお年を召されていましたが、現在は大学教授のかたわら世界中を旅しているみたいです。
講演のなかで、とても面白い話があったので、シェアします。

■南米と北米の違い
  • 南米も北米もともにヨーロッパから白人が移民していった場所だが、北米には、家族をつれて移民した比較的裕福な家庭が多い。
  •  一方、南米に最初のころ来た人たちは、住むためではなく、一攫千金を夢みてきた白人たちで、女性はほとんど来ていない。この白人が南米中を広まるのに1年もかかっていない。
  • 南米は、白人と黒人、黒人と先住民等の混血も進んでおり、名前もさまざま。人間も文化も多様。そのため南米は飽きない。
  • 南米には、性格が西洋人よりも日本人に近いシャイでおとなしく、また背格好が小柄な人が多い。 それは、2万年前にシベリアにいた人たちが南米に移り住んでいったから。2万年前は氷河期で、現在より、海面の高さが120メートルも低い。つまり、アラスカとシベリアはくっついていて、人間が行き来できた。
■人類と他の動物との違い
  • ホモ・サピエンスは、20万年前にアフリカで生まれ、6万年前にアフリカを出た。
  • 20万年前のホモ・サピエンスも、現代人の知能はほとんど変わっていないと言われている。
  • 2本足で立ったことが、人類最大の偉業。
  • 人間は多産により生き残れた。母親だけでたくさんの子供を育てるのは大変なので、家族を作った。
  • 人間は、猿人より弱い。120センチの猿人の握力は300kg、相撲とりの握力はせいぜい100kg。また、人間は牙も、鋭い爪もない。
  • 闘牛(犬、猫)は実は赤を認識できない。
  • 馬は横に目がついているので、後ろまで見える。
  • 猿は目が前についているのは、木から木に飛び移るときに、立体視できるため。
  • 人間や鳥は、木の実の色を識別できるが、光を感じることができないので、夜になると見えない。一方、犬や猫は、色を識別できないが、光を感じることができるので、夜でも目が見える。
  • 熊もラクダも、時速40kmで走れる。一方、マラソンは人間が一番。
  • つまり、我々は、ある能力を得ることで、ある能力を捨てて進化してきた。



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2015年12月3日木曜日

筋トレの日々②プロテインのすすめ

筋トレを開始して、約4ヶ月が過ぎました。
体重はそれほど変わっていませんが、筋肉質な身体になったのが認識でき、またデスクワークを長時間やっていても身体がだるくなったり、疲れたりすることはほとんどなくなりました。

 ワークアウトの仕方について、いろいろ勉強していくうちに、プロテインの重要性がわかってきました。人間の身体(皮膚、髪の毛など)は、ほとんどプロテインでできています。プロテインを摂取することが筋肉を増強するうえで、重要であるばかりでなく、プロテインが不足すると、皮膚や髪の毛がボロボロになったりするようで、美容のうえでも重要みたいです。1日に必要なプロテインの量は、体重1kgあたり2〜3g、つまり、体重60kgの人は120〜180gのプロテインが必要となります。これを食べ物だけで摂取すると、大量の食事を摂る必要があり、自分のように少食の人には向きません。また、料理をする手間を考えても、合理的ではありません。
私が飲んでいるプロテインは、ホエイプロテインといって、牛乳から精製されるもので、健康によいものらしいです。また、水や牛乳に溶かしてすぐに飲めるので、非常に便利です。この4ヶ月の間に、いろいろな味のプロテインを試しましたが、以下の3種類(チョコレート味、カフェオレ味、ストロベリー味)はどれも、とても美味しかったです。






2015年11月16日月曜日

筋トレの日々①ジム通い


光栄なことに、フリーランスになってからすぐに翻訳の業務が増え、忙しい日々が続けています。しかし、長時間のデスクワークにより、身体がなんとなくだるく、疲れやすくなってしまっていたので、夏から3年ぶりにスポーツジム通いを再開しました。アフターヌーン会員といって、平日月曜日から木曜日の午後2時〜5時の3時間のみ利用可能で、税抜き4000円/月と一番安いプランにしました。こうしたプランを利用できるのもフリーランスの特権ですね。

3ヶ月くらい通うと、身体も非常に健康的になり、また自分でも認識できるほど、身体が筋肉質に変わってくるので、楽しいです。

多いときは週4回毎日通い、月曜日:筋トレ(ベンチプレス)、火曜日:プール、水曜日:ヨガ、木曜日:筋トレ(ベンチプレス)といったなんとなくのスケジュールも決まってきました。

以下のYoutube動画は、ワークアウト、食事など肉体改造について非常に参考になります。


ベンチプレスについては、当初30kgでも重たく感じていたのが、今では60kgをあげられるようになりました。人間は本来、何百キロもの重さを持ち上げられる能力を持っているらしいのですが、脳にストッパーがかかっていて普段はその能力が使えなくなっているようです。しかし、重い物を持ち上げるなどの外部環境が変化すると、脳はそれに対応するため、肉体を改造するように指令を出し、筋肉が増強されていく。筋トレってなんとなく語学の勉強に似ていますね。

今後もまた、肉体改造についても書いていこうと思っています。



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2015年11月9日月曜日

[書評] 投資家が「お金」よりも大切にしていること 藤野英人



目次 
第1章 日本人は、お金が大好きで、ハゲタカで、不真面目(8割の学生が「お金儲け=悪」日本人は世界一ケチな民族 ほか)
第2章 日本をダメにする「清貧の思想」(バットマンはなぜ「かっこいい」のか?日本のヒーローは…公務員 ほか)
第3章 人は、ただ生きているだけで価値がある(経済って、よくわからない…残業250時間の「ブラック企業」 ほか)
第4章 世の中に「虚業」なんてひとつもない(日本人は仕事も会社も同僚も、あまり好きではない「会社」とは何か? ほか)
第5章 あなたは、自分の人生をかけて社会に投資している、ひとりの「投資家」だ(投資は、「お金」ではなく「エネルギー」のやり取り
エネルギーの8要素 ほか)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
久しぶりに「お金」や「投資」について考えさせる素晴らしい本に出会ったので、ここでシェアしたいと思います。

  • 日本人は、お金が大好きで、ハゲタカで、不真面目

 日本の学生が8割がお金儲けに対して悪いイメージをもっている。だが、こうしたネガティブなイメージは、お金への執着心の裏返しであるとして、著者は日本人のお金に対する考え方を批判している。
 実際、日本の現金、預金の比率は、55.5%を占め、他国(米国は15.3%、イギリスは32.2%、ドイツは39.4%、フランスは31.3%)に比べて、著しく高い。
 また、年間の成人1人あたりの寄付金額は、米国が13万円、イギリスが4万円なのに対し、日本はたったの2500円である。
 また、海外では、投資信託を20年から30年くらいのスパンで持つのが一般的ですが、日本人の平均保有年数はたったの2.4年。つまり日本人こそ自分の利益のことしか考えていないハゲタカであるして痛烈に非難している。

  • 経済は「互恵関係」
 私達は産まれたときから消費活動を通じて、経済を動かす主体であり、我々の消費活動は必ず誰かの生産活動につながっている。良い消費者になることは、良い社会を創ることにつながる。だからこそ、自分のお金の使い方に自覚的になり、店員に威圧的な態度を取ることなく、良いサービスに対して「ありがとう」といえる人になることが必要だという。

  • 会社とは何か?
 株式会社の会社は英語でCompanyといい、この言葉の元々の意味は「仲間」であり、「株式」はshare、すなわち「分け与えること」を意味する。故に、株式会社とは、本来、互いに助け合いながら、自分の能力を発揮できる場所のはずだ。
 しかし、日本人の多くは、日本人は、他国に比べ、仕事も会社も同僚もあまり好きでないという。
 会社は多様な人間の集団であるので、良い面もあれば、悪い面もあるが、著者によれば、日本には全体として不真面目な会社が多いらしい。つまり、社会との関わり方、顧客との向き合い方、従業員との関わり方を真剣に考えている会社が少ないという。
 一方、良い会社の例として、

  1. インドのインフォシス(「私の成功とは、長期的な人間関係を築いて、人に奉仕することだ」)
  2. ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイ(社是はかっこいいこと)
  3. サイバーエージェント(社長とはお客様の代理人である)

が挙げられている。
  • あなたは、自分の人生をかけて社会に投資している、ひとりの「投資家」だ

「投資とは、いまこの瞬間にエネルギーを投入して、未来からのお返しをいただくこと」
「エネルギー」=情熱×行動×時間×回数×知恵×体力×お金×運
「未来からのお返し」=プロダクト(モノやサービス)×感謝×成長×経験×お金

最大のお返しは「明るい未来」である。

■感想
 中国人の友人が、「本当に日本人は「お金」の話をしない。それどころか、むしろ隠したがる人が多い」と言っていた。彼は現在、典型的な日本大企業に勤務しているが、会社の上司に、「将来、中国大連で一番の金持ちになりたい」と話したら、「清貧の思想」に基づき説教をされたみたいだ。また、最近、自分の周囲でも、「会社を辞めたい」、「転職したい」という人が多いなと感じる。特に日本の「大企業」が急激に魅力を失っているんだなという感じがする。

 本書を読んで、「清貧の思想」が日本をダメにしており、これからはみんなが清らかで豊かになることを目指すように「お金」についてもう一度考えなおすべきだと感じた。
 
 個人的にも、もっと自覚的に消費を行いたいと思う。サラリーマンのときは、毎月決まった給料を手にできるので、けっこう無駄遣いや衝動買いをしていたと思う。今は個人事業主となって、確定申告も必要であるので自覚的に消費を行えるようになってきた。自分が応援したい会社の製品を購入し、新しいことに挑戦している会社に投資したい。自分自身が明るい社会を創る主体であることを自覚したいと思う。
 
 現在、特許翻訳者として生計をたてている自分は、エネルギーを特許翻訳という業務に投資していると言える。
 この仕事の「未来からのお返し」は何か?
 
  1.  翻訳業を通じて英語を学ぶことで、将来的にも日本と海外の間で働く機会を得られる。
  2.  特許文献を通じてテクノロジーを身につけられる。
  3.  個人事業者として、自由に能動的に働くスキルを身につけられる。
  4. 顧客からの感謝やフィードバックを受けられる。

 
 将来、人工知能が発展し、翻訳業務はコンピュータに置き換わってしまうかもしれない。その前に、この業務を通じて成長し変化に対応できるようになりたい。
 
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2015年10月14日水曜日

[書評]2045年問題 コンピュータが人類を超える日 松田卓也



<2045年問題 コンピュータが人類を超える日 松田卓也>
■目次 :
1章 コンピュータが人間を超える日―技術的特異点とは何か
2章 スーパー・コンピュータの実力―処理速度の進化/
3章 インターフェイスの最先端―人体と直結する技術/
4章 人工知能開発の最前線―意識をもつコンピュータは誕生するか/
5章 コンピュータと人類の未来―技術的特異点後の世界/
6章 コンピュータが仕事を奪う―大失業時代の予兆/
7章 人工知能開発の真意―コンピュータは人類を救えるか

一説によれば、2045年には、コンピュータの能力が全人類の知性を超える可能性があるという。本書では、人工知能が人間の職業を奪っていく状況だけでなく、映画「ターミネーター」や「マトリックス」などに描かれた、人間を支配する未来についてわかりやすく説明している。

■コンピュータと人間の違い
コンピュータが人間より優れている点は計算能力である。一方、人間は、画像や音声などの雑多な情報の中から意味のある情報を読み取るパターン認識能力が優れていると言われている。このパターン認識能力のおかげで、人間は人間の顔、イヌなどを抽象化して認識することができるのである。

人間が少ない情報から大きなパターンを認識する際のエラー例が紹介されている。
原始人が草むらの近くを歩いていると、草むらからガサガサという音がしたとします。この場合、近くに猛獣がいるかもしれないし、風で草がなびいているだけかもしれない。
そこで、この原始人は逃げることを選んだのですが、結果は単なる風でした(「タイプ1のエラー」)。

 また、別の原始人が草むらがざわめいているので、ほとんどの原始人は逃げたが、この原始人は風だと思って逃げなかった。しかし、実際に草むらに猛獣が潜んでいて、この原始人は食べられてしまった(「タイプ2のエラー」)。

ライプ2のエラーを犯した原始人はすべて食べられ、タイプ1のエラーを犯す原始人だけ、つまり怖がりな人間だけが生き残ったと言える。

■人工知能開発の最前線
現在、欧米では人間の脳にそっくりな人工知能をつくる開発に、大規模な投資が行われている。
1.アメリカのシナプス計画
IBMのSyNAPSE(Systems of Neuromorphic Adaptive Plastic Scalable Electronics)計画は「認識するコンピュータ(Cognitive Computing)」の開発を目的とし、これは「進化したアルゴリズムと、シリコンの神経回路を駆使して、この認識するコンピュータは経験を通じて学び、事象間の相互関係を見出し、仮説を立て、蓄積していく」ものとされている。

2.ヨーロッパのヒューマン・ブレイン・プロジェクト
このプロジェクトでは、人間の大脳新皮質の最小単位である新皮質カラムをスーパーコンピュータでシミュレートしようとするものである。

いずれのプロジェクトも、チェスに勝つなど何か特定の目的だけに特化した「弱い人工知能」ではなく、意識を備えた「強い人工知能」の開発に向かおうとしている。

■コンピュータと人類の未来
未来にはコンピュータと人体が一体化され、人間の能力は格段に進歩すると考えられている。
 更に、巨大なコンピュータの中に、希望する人の意識をアップロードして、肉体が死んでもコンピュータ上で生き続けることができる時代がくると予想する。これを「マインドアップローディング」と呼ぶ。
 最終的には、全宇宙すべてがコンピュータになってしまうと予想されている。これを宇宙の「ウェイクアップ(覚醒)」と呼ぶ。このとき、コンピュータは、全宇宙の情報を管理し、人類に代わって宇宙を支配しているという。

■感想
 2045年、つまり今後30年のうちにコンピュータが人類全体の能力をはるかに超えてしまう「技術的特異点」を迎えるという。SFの世界だと思っていた世界を、多くの人が経験することになるという。ほとんどの職業は、コンピュータに置き換えられたとき、果たして人間はどのような暮らしをしているのだろうか?
 ホーキング博士をはじめとする多くの権威ある人たちがこぞって、人工知能の進化により人類が終焉すると警告している。技術の進歩は人類の発展に寄与するものと楽観視してばかりいられないのだ。

「マトリックス スペシャル・バリューパック (3枚組)」


「ターミネーター(日本語吹替完全版)コレクターズ・ブルーレイBOX」


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2015年4月23日木曜日

[PC周辺機器] キーボード

特許翻訳者にとって、一番使用頻度の多いキーボードにこそ、投資すべきと思い、少し前に、ネットで評判がいい「東プレのキーボード」を購入しました。



テンキーレスのコンパクトなタイプで、机上にスペースがあまりない方でもおすすめ。私は別にテンキーを持っていたので、敢えてこのタイプにしました。

キーボードはさすがに高価なだけあり、打ちやすく、静かです。今までmacのワイアレスキーボードを使用していたため、キーの高さがある、東プレのキーボードでは、若干指が引っかかるときがありますが、慣れれば問題ないでしょう。

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注目の投稿

[書評] 投資家が「お金」よりも大切にしていること 藤野英人

目次  第1章 日本人は、お金が大好きで、ハゲタカで、不真面目(8割の学生が「お金儲け=悪」日本人は世界一ケチな民族 ほか) 第2章 日本をダメにする「清貧の思想」(バットマンはなぜ「かっこいい」のか?日本のヒーローは…公務員 ほか) 第3章 人は、ただ生き...