こうした場合に有効な、集中力を持続する方法を紹介します。
ツァイガルニク効果(ツァイガルニクこうか、Zeigarnik effect)は、人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。
この効果を利用すれば、特許明細書の翻訳中に、動画を見てしまった場合も、仕事のことが気になってまた仕事を再開することができます(これは、脳科学者の中野信子さんがおすすめしていた方法です)。
例えば、特許明細書の第1実施形態の翻訳を終えたところで、終了するよりも、第1実施形態の途中で中断するほうが翻訳のことが気になりますね。
もっと言えば、一文(句読点)の後で翻訳を中断するよりも、一文の途中で翻訳を中断するほうが気になります。
さらには、一単語の入力後に翻訳を中断するより、一単語の入力途中に翻訳を中断する方が気になりますね(但し、スペルミスが無いようにくれぐれもご注意を!)。
これを行うと、中断時間は短くなり、仕事を再開しやすくなります。
●参考文献
The Zeigarnik Effect and the Cognitive Availability of Regrettable Actions and Inactions
wiki/ツァイガルニク効果
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